岩茶と陰陽五行と意識の探求〜「22世紀版陰陽五行」とは何か(自由が丘FMTV)

目から鱗の陰陽五行とお茶の話で

新しい世界への扉が開く

 

わたしが月に2回担当している「自由が丘FMTV」の番組「心に水晶を」、

前回6月9日の放送では、中目黒「岩茶房」の代表である瀬上貴稔さんをゲストにお迎えして、「22世紀版、陰陽五行と岩茶」をお送りしました。

 

※自由が丘FMTV

http://www.jiyugaokafm.jp

 

 

「岩茶房」は、わたしがもう13年以上も通い続けている店であり、更に今年からは、陰陽五行を学ぶ場所にもなりました。

ここのお茶は素晴らしく、また陰陽五行もとても面白いので、瀬上さんにゲストをお願いしたのですが、正直なところ、ここまでお話しいただけるとは思っておりませんでした。

 

放送では、わたしも(え、そこまで言っちゃっていいの‥?)と思うような内容も飛び出し、とても深く面白いものになったと思います。

その内容を、以下に簡単にまとめてみました。

 

 

なお、この日の放送もyoutubeでご覧いただけますので、ぜひ、お時間ある時にご覧になってみてください。

きっと新しい世界が広がることと思います!

 

※6月9日「心に水晶を」

https://youtu.be/eByQeN5UZdI

 

 

 

1・「岩茶房」と「岩茶」

 

1−1・中目黒「岩茶房」とはどんなところか

 

1988年創業の中国茶喫茶&販売店。

中国の人間国宝の茶師である劉宝順さんの作る、24種類の無農薬・無化学肥料の最高級の正岩茶を扱っています。

(「岩茶房」ホームページより)

http://www.gancha-bou.co.jp/index.html

 

1−2・「岩茶(正岩茶)」とはなにか

 

福建省北部の武夷山で栽培される、烏龍茶(「青茶」ともいう)の一種。

武夷山は三十六峰九十九岩と形容される岩山の総称で、世界複合遺産にも指定された風光明媚なところです。

仙人の兄弟である武と夷が開いたという伝説があり、仏寺や道観も多く、仙人秘境の地とも言われるそうです。

 

ウィキペディア「武夷山」

https://ja.wikipedia.org/wiki/武夷山

 

現在は武夷山の岩山だけではなく、その周囲の畑などでも岩茶が生産されていますが、

本来の標高650m以上の岩肌で栽培されているものは、特に「正岩茶」として区別されます。

 

 

1−3・「岩茶房」の代表・瀬上貴稔さんプロフィール

 


日中文化交流サロン 岩茶房 代表。

中央大学で経済学を修了後、英国留学。 整体や陰陽五行思想にも興味を持ち、独自の視点から陰陽五行を体感する方法を体系化。

現在、岩茶房にて陰陽五行講座を開催している。

 

 

 

2・岩茶房代表・瀬上さんの陰陽五行論

2−1・なぜ「22世紀版」陰陽五行なのか

 

現在というよりはこれからの、一歩先を行くための陰陽五行という意味だそうです。

かの「ドラえもん」は22世紀から来たという設定だそうですね。

(この「ドラえもん」の例えは唐突なようで、結論への伏線になります。)

 

また今までの陰陽五行は「学問」であり、頭を使って「勉強する」ものでした。

が、これからの陰陽五行は「体感するもの」であり、身体で「体得・会得するもの」なのだそうです。

なぜなら、体感することによってのみ、その真実が本当に「わかる」からなのです。

 

瀬上さんの陰陽五行講座は、わたしも出て学んでいるのですが、確かに「勉強」というよりは、身体を使って体感する「ボディワーク」という表現の方が馴染みます。

 

 

 

2−2・陰陽とは?

 

陰陽は、正負・善悪・生死のように、相反するものと考えられてきました。

しかしそうではなくて、いわば「前」と「後」。

つまり、陰が先に生じ、最後に陽が誕生する、ということだそうです。

 

例えば、艱難辛苦があるからこそ、幸せをを喜び楽しむことができる。

病気になってみてはじめて、「健康」という状態を実感できるようになる。。

悪い人がいるから良い人が現れる、人の優しさがわかるようになる。

 

 

または「形質」と「本質」のこと。

初めに「形質」を作り、最後に「本質」を入れるのです。

 

例をあげれば、「画竜点睛」の話でしょうか。

龍を画くときは、まずその「形質」である身体を画き、「本質」である睛(ひとみ、眼)を入れるのは最後です。

睛が一番大切ではあるのですが、睛から描くことはできません。

ちなみにこの言葉の出典『歴代名画記』(晩唐の画論)では、睛を入れると龍は飛び去ってしまいます。

 

goo辞書「画竜点睛」

https://dictionary.goo.ne.jp/leaf/idiom/画竜点睛/m0u/

 

最も重要なのは本質ですが、形質なくして本質が存在することはできません。

陰なくしては陽もなく、どちらも大切なものなのです。

 

 

2−3・「五行」とは? そしてその本当の意味とは?

 

古来、中国ではすべてのものは「木」「火」「土」「金」「水」の5つの性質に分けられると考えられてきました。

日本にもその思想は渡ってきて、神道の祭礼などにも影響しています。

 

しかし、「22世紀版陰陽五行」では「木火土金水」に絶対的な意味はなく、単なるシンボルだと考えます。

つまり、「12345」でも「ABCDE」でも良いのだそう。

 

「陰陽五行」とは、正しくは「陰陽五行」であり、陰から陽へと変化するその過程を5分割して考えていることだそうです。

片手の指は5本であり、内臓も「五臓」の5つあるということから、「五行程」に分けるのが最も適していたということでしょうか。

 

 

2−4・「木火土金水」の並びは真反対?!

今まで五行の並び順は、「木→火→土→金→水」とされてきました。
(この並びを「五行の相生」といいます)

ところが上のように考えれば、「五行」の順番は「陰から陽へ」となるはずです。

 

「木」は上へと伸びていく「陽」のエネルギーであり、

「水」は低いところに流れ落ちて溜まる「陰」のエネルギーです。

つまり、「水から木」への流れが、本当の「陰陽五行程」なのだそう!

 

これは驚くべきことです。

陰陽五行思想は、紀元前300年ごろの陰陽家・鄒衍(すうえん)から始まるとされていますが、わたしたちは2000年以上も「真反対の陰陽五行」を信じてきていたのでしょうか?

 

 

しかし瀬上さんによると、このことは身体で体感できるので、疑いようもないそうです。。

実はわたしも瀬上さんの陰陽五行講座で実験しましたが、なるほど確かに、「水→金→土→火→木」の順番の方が、身体が整うと感じました。

 

 

3・「陰陽五行」と「岩茶」の関係とは

 

「岩茶」は烏龍茶の一種であり、烏龍茶は「青茶」ともいいます。

(他の中国茶には、「黒茶」「白茶」「緑茶」「黄茶」「紅茶」があります。)

青は「木」の五行の色であり、つまり、最も陽に近いということです。

陽のエネルギーが高いので、岩茶を飲むと体温が上がり、とても身体の廻りが良くなります。

 

このように、「岩茶」全体としては「木」の五行になりますが、岩茶の中にも様々な種類があります。

例えば「大紅袍」「白鶏冠」「鉄羅漢」「水金亀」など、種類が違えば味も香りも異なり、身体への効果も少し違ってくるのです。

この違いもまた、五行に分けることができます。

 

自分の状態の五行を知り、それにぴたりと合った五行のお茶を飲むことで、心身へのいろいろな効果が期待できるのだとか。

しかしお茶ならなんでも良いわけではなく、上質のものに限るそうです。

 

ほとんどのお茶に農薬や肥料が使われ機械で摘まれ電熱で焙煎される現代でも、宋代から400年ほども同じ製法で作られている岩茶房の正岩茶は、上質中の上質といっても良いでしょう。

(昔の風景を見るかのような今年の岩茶の製茶風景は、番組内でご覧いただけます。)

それだけに五行のエネルギーの違いもわかりやすく、身体への良い効果も高く、五行を知って上手に使うことで、より美味しく健やかに楽しめるのです。

 

また、良いお茶は少しの違いにも敏感なので、己を見つめるきっかけにもなり得ます。

陰気な心境でお茶を淹れれば陰気な味になり、陽気で淹れれば陽気になる、その変化はまさに鏡のように誤魔化せないものなのです。

ですからお茶を淹れて飲むことで、己の心身の状態が陰に傾いているのか陽が過剰になっているのか、あるいは中庸の状態で落ち着いているのかを、気づいたり確かめたり省みたりすることができるのです。

 

4・これからは「意識」の時代が来る

 

前世紀、20世紀までは「物質の時代」であり、人は物質的豊かさを追い求めてきました。

今世紀、21世紀は「心の時代」になりつつあり、人は精神的・内面的豊かさを探求するようになってきています。

しかし、まだ先があります。

それは「意識の時代」であり、それが22世紀。

 

「22世紀」というのはものの例えであり、もしかしたらあと80年以上も待たず、もう数十年のうちにそうなるのかもしれません。

 

意識をどこに向けるかが重要であり、おそらくそれはもう、個人の豊かさや幸せを超越したものになるでしょう。

言い換えれば、「エゴ」を手放していくということ。

 

「ドラえもん」に出てくる22世紀の「ひみつ道具」、もしそれらを現代のエゴの強い人々が手にしたとしたら、それは夢の道具どころか、更なるエゴと争いを呼ぶ凶器になるでしょう。

あの話は「金儲け」というエゴの発想のない、子ども達の世界だからこそ。

 

「どこでもドア」や「タケコプター」まではいかなくとも、これから世の中にはますます便利な道具が増えていくでしょう。

年々進化していく家電やコンピューター、インターネットに電子マネー、AIやロボット、医薬品など。

それらを「夢の道具」にするのも「凶器」にするのも、わたしたちの意識ひとつ。

 

どういう意識で生きていくのか。

その答えを見つけるためにも、陰陽五行(五行程)を知ることは大きなヒントとなるのです。

 

5・まとめ

 

物質文明にも限界が見え、一方では精神世界を求めて余計に迷う人もいたり(「スピリチュアル迷子」)、多くの人が「このままではいけない、何かを変えなければならない」と漠然と感じているのが現代ではないでしょうか。

しかしこの迷宮を抜けるには、まず何よりも、自分の意識を変えることです。

どこへ意識を向けるのか。

 

それを知るために自分を知ること、己を見つめることへの援けになってくれるのが、上質な「正岩茶」であり、新しい陰陽五行の体感なのです。

 

今のままではダメだと思うが、どうしたら良いかわからない。

 

そんな時はまず、一杯のお茶を丁寧に淹れ、ゆっくりと自分を見つめながらそれを味わってみましょう。

そして、自分の身体が何を感じているか、観察してみる。

 

便利になったはずなのに何故か慌ただしい現代という時代においては、こんな時間こそが、何ものにも代えがたい貴重な体験なのかもしれません。

 

 

 

※【10/1(日)】クリスタルボウル・ヨーガ

15時15分〜16時45分  自由が丘「スタジオカムシア」にて ご参加費・4000円

10/1クリスタルボウル・ヨーガ