量子論、超弦理論(超ひも理論)・・最先端物理学は真理解明の鍵となるのか?

この夏休みは「読書の夏」にしようと、日本から本を何冊も抱えて香港に来ました。

その中には物理学の本も数冊入っています。

 

 

1・もともと文系人間のわたしが物理学に興味を持ったきっかけ

それは他でもない、クリスタルボウルです。

 

正確には、クリスタルボウル・ヒーリングの効果を説明するのによく「波動」や「周波数」という言葉が使われるのですが、

実はそれがどういうものか自分自身がよくわかっていなかったことです。

 

一般的にクリスタルボウルは、その独特の音の振動や周波数が身体や心と共鳴共振するから

心身を整える効果が期待できると説明されるようです。

また、その「高い波動」が聞く人の「波動を高くして意識を高める」すると説明されることもあるようです。

そこで、「それは本当なのか」「そもそも音の振動や波動とはどのようなものか」と疑問を抱いたのが始まりです。

(クリスタルボウルの効果には疑問を持っていませんが、それを一見「科学的に」説明することに、です。)

 

そして仕事の傍、時折「音波」や「波」について調べたりしていました。

音波は海の波や色の波長のような横波ではなく、縦波だと知ったのもこの時です。

(中高の物理で習ったのでしょうが、すっかり忘れていました。)

 

「振動」や「波長」、そして「波」に興味を持って調べるうちに、

思いがけず出会って興奮したのが「超弦理論」だったのです。

 

 

2・すべては”ひも”でできている?驚きの超弦理論(超ひも理論)

現在もお台場の「日本科学未来館」で上映されているこちらの映画、

9次元からきた男

 

これに衝撃を受けて、まずこれを監修された大栗博司さんの著書、

『重力とは何か』『大栗先生の超弦理論入門』を読みました。

 

 

2冊とも文系のわたしにはかなり難解でしたが、それでもおぼろげながらわかったことがあります。

 

・重力(一般相対性理論)と量子力学は矛盾するが、それを統一できる可能性があるのが超弦理論

(wikipedia「相対性理論」)

・超弦理論によれば、すべての物質は「点粒子」からではなく、「ひも」のような振動からできている

・超弦理論が成り立つならば、空間は3次元ではない(9次元説が有力)

・「空間」そして「時間」までもが幻想に過ぎないかもしれない?

 

この本はこれからも時々読み返しながら、理解を深めていこうと思っています。

が、超弦理論を理解しようとする前に、その元となる重力に加えて量子力学をも学ぶ必要がありそうだ‥

そう思ってこの夏は、もっと易しい量子論の本を読もうと決めたのでした。

 

 

3・観測されていないないものはどこにいるかわからない?「物理学の常識」を飛び出した量子論

量子論以前の物理学は「不確定」なものは認めず、理路整然とした「客観的観測が可能なもの」として発展してきていました。

「ある」ものはある、「ない」ものはない。

持ったボールから手を離せばボールは真下に落ちるに決まっている。

 

全ての「原因」が特定できれば「結果」はひとつしかあり得ない、

もし「結果」が予想されたものと違ったならば、それは「原因」の特定が間違っていたからである。

 

ところが量子論では、そうは断定できないのです。

 

量子論で最も衝撃なのは、

観察されていないものがどこにあるかは「ゆらいでいる」(場所を特定できない)

ということです。

 

量子論では、物質を構成する最小単位である素粒子は、波の性質と粒の性質の両方を併せもっているとされます。

これは様々な実験結果から、また数式から証明されることです。

ところが波の性質を持っているはずの素粒子を観測しようとすると、それはたちまち粒になるのだそうです!

 

そう、あの懐かしい遊び、「だるまさんが転んだ」です。

見ていない間はふらふらとゆらいで動いているのに、見た瞬間に特定の場所に止まって観測される、それが「物質」。

しかもどこに止まるかは決定されておらず、ただ確率で決まるに過ぎないのです。

(ですから「波」の状態の素粒子を見た人はいません。ただ理論上、それが当てはまるだけです。)

 

 

先日の美しい満月。

あれも、もし誰も見ていない時があったならば、どこに出ているかはまったくわからないのです。

しかしあなたがそれを見ようとした瞬間、月は「特定のある場所」に出るでしょう。

しかもその「特定のある場所」すら、決まっていないのです!

東に見えるはずなのに、西に現れているかもしれません。

 

月が必ず予測された場所にしか見えないのは、

大きな物質になるほどその「波」の性質が弱くなって無視しても構わないほどになるからです。

でも、今夜の月が西から昇ってくる確率は、「ゼロ」とは言い切れないのです?!

 

逆に物質が小さく、ミクロの世界のものになればなるほど、その「波」の性質は強くなってくるそうですから、

素粒子の世界では本当に、それがどこに現れるかは予測不可能なのだそうです。

 

「科学」とは思えないほど、ずいぶん荒唐無稽な話だと思いますが、

様々な実験結果や数式がそれを証明しているのだそうです。

(この複雑な数式は、文系人間にはとても理解できないものですが‥)

 

 

 

4・相対性理論以上の革命か?量子論は東洋的自然観に当てはまる

ところで、物理学(科学)の発展と思想には不思議と密接な関係があることは否定できないように思います。

 

かのアインシュタインは「神はサイコロ遊びをしない」として量子論を批判しましたが、

実はこれは、西洋的自然観とも一致しているのです。

自然は人間が客観的に観測できるものである、

これは言い換えれば「自然」に人間は含まれないということであり、

自然と人間、ひいては神と人間を別のものと考える対立概念のことなのです。

 

なぜ「科学」は西洋で発達したのか、それはもしかしたら、

従来の「科学」は西洋的キリスト教的「神」への賛美もしくは挑戦として発展してきたからかもしれません。

(このあたりのことは、池内了『物理学と神』に詳しく書いてあります。)

 

ところが、量子論は西洋的自然観には当てはまらないのです。

 

 

先に書いたように、人間が観測すると素粒子は「波」としての性質を隠し、その振る舞いを変化させます。

ということは、人間が客観的に自然を観測することはできないということです!

つまり、人間もまた自然の一部であるということ。

これはむしろ、東洋的自然観です。

 

 

なぜ「科学」は西洋で生まれ発展したのか。

それはやはり、西洋的自然観宗教観があったからだとわたしは考えています。

しかしそれを突き詰めた結果、東洋的自然観宗教観につながる量子論が生まれてきたということは…

 

これはもしかしたら、もしかしたらですよ、

今までとはまったく違う新しい時代の幕開けを意味するのではないか、

西洋的なものと東洋的なものが統一されるという「思想革命」にも繋がるのではないか、

そう期待してしまうのは、拡大解釈しすぎでしょうか‥

 

 

5・知ると知らないでは大違い、「趣味」としてもっと「科学」を楽しもう

この量子論を応用して、「意識が現実を創っているということが科学的に証明されつつある」という論があるようです。

が、わたしはその可能性は否定しないものの、まだそこまで短絡的に結論づけられる段階ではないように思います。

 

「そうであってほしい」結論へとすぐ結びつける前に、もっと理論に親しむという姿勢があった方が良いのではないでしょうか。

一部のスピリチュアル界に見られるように、すぐ都合の良い結果を引っ張り出して「科学的にも正しい」と言うことには

わたしは疑問を持っているのです。

 

しかし最近までのわたしもそうだったように、「科学」には苦手意識を抱えている人も多いと思います。

それはひとつには、「科学的素養」のない人にもわかりやすい形でそれを説いてくれる場がないからではないでしょうか。

 

「科学」を理系の専門家だけのものにしておくのは勿体無いように思います。

専門ではなく、趣味として楽しめる「科学」があっても良いのではないでしょうか。

もっと多くの人が、文系理系関係なく、最先端の物理学とか気軽に話し合えるようになったらどんなに楽しいでしょうか。

 

そう、一次資料を原語で読めなくても歴史小説を楽しめるように、

数式を理解できなくてもその概要がわかるような「娯楽としての科学」が広まれば良いなと思うのです。

 

ついでですが、このような最先端の科学を中学高校で教えないことは、たいへんもったいないことだとわたしは思います。

もし素粒子物理学や超弦理論を高校生の時に知っていたら、わたしは進路を変えたかもしれません。

学校で教えないのならば、せめてそれに触れるきっかけだけでもあればと願います。

 

科学に限ったことではなく、学問全般に言えることですが、

もっと気軽に娯楽として楽しめる土壌ができれば良いなと思います。

 

 

量子論や超弦理論、理解が深まったらまた記事にしてみたいと考えています。

そう、専門的な難解なものとしてではなく、

一文系人間の門外漢が書く「軽い読みもの」として書けたら望むところです!

 

 

※現在夏休み中ですが、9月からはまたクリスタルボウル演奏会や個人ヒーリングを再開します!

近日開催予定のイベント

 

※【1/20(土)午後】水晶七環演奏会〜贅沢な中国茶付きで極上のひととき

15時30分〜17時30分  自由が丘「スタジオカムシア」にて ご参加費・5000円

1/20水晶七環演奏会
 

 

※【9/24(日)】初秋の水晶七環昼食会

11時〜14時  横浜中山「753Cafe(古民家カフェ)」にて ご参加費・5000円

9/24水晶七環昼食会

 

※【12/3(日)】クリスタルボウル・ヨーガ

15時15分〜16時45分  自由が丘「スタジオカムシア」にて ご参加費・4000円

12/3クリスタルボウル・ヨーガ

 

※【10/14(土)】自由が丘癒しのフェスタ

10時〜18時  自由が丘「スタジオカムシア」にて

10/14(土)自由が丘癒しのフェスタ(クリスタルボウル・ヨーガ)